【質問】
相続が発生したが田舎に住んでいるのは母だけで、兄弟は東京や名古屋に住んでいる・・・自分が相続案をまとめなければならないのだが?
【回答】
遺言が無い場合、相続案には大きく分けると、遺産分割案と相続税納税案さらに相続に必要な名義書換経費の負担案の三つが必要になります。
これは漠然と相続人で話し合えば決まるというものではなく、財産目録に基づいて相続人の誰かが素案(たたき台)を作ってまとめていかなくてはなりません。
相続はお金が絡むので、書類ひとつ請求するあるいは皆様にお見せするにしても、慎重に疑義が生じないようにする必要があります。
また、税金の計算は相続の専門の方でないとなかなか難しいものです。
とりまとめをしていく方が、相談事例を持っている専門家のアドバイスを受けながら相続案を作成することがよい方法です。