Q.
Aさんは既に75才を超えています。
少し、物忘れが多くなったと感じています。
先のことを考えると、後見制度の利用をした方がいいかと思いはじめています。
しかし制度の概要がよくわからず困っています。

 

A.
後見制度には大きく分けて、
任意後見制度 と ②法定後見制度 に分かれています。
両者の違いは ①が本人の判断能力が低下する前に利用できるのに対し、
②は本人の判断の能力が低下した後でなければ利用できないということです。

よって、Aさんのようにご自分で判断ができる状況であれば、①の制度を検討する方が良いでしょう。

 

この記事の監修者

宮澤 博

宮澤 博 (税理士・行政書士)

税理士法人共同会計社 代表社員税理士
行政書士法人リーガルイースト 代表社員行政書士

長野県出身。お客様のご相談に乗って36年余り。法人や個人を問わず、ご相談には親身に寄り添い、お客様の人生の将来を見据えた最適な解決策をご提案してきました。長年積み重ねてきた経験とノウハウを活かした手法は、他に類例のないものと他士業からも一目置くほど。皆様が安心して暮らせるようお役に立ちます。