Q.
Aさんは既に75才を超えています。
少し、物忘れが多くなったと感じています。
先のことを考えると、後見制度の利用をした方がいいかと思いはじめています。
しかし制度の概要がよくわからず困っています。
A.
後見制度には大きく分けて、
①任意後見制度 と ②法定後見制度 に分かれています。
両者の違いは ①が本人の判断能力が低下する前に利用できるのに対し、
②は本人の判断の能力が低下した後でなければ利用できないということです。
よって、Aさんのようにご自分で判断ができる状況であれば、①の制度を検討する方が良いでしょう。