【質問】
田舎の両親と連絡を取り合って一緒に相続対策を始めたいのですが、財産の一覧表をつくるのに何から手をつけたらよいですか?

 

【回答】
預金や株はご両親とお話ししながら一覧表にしていけばよいです。

相続対策(計画)作るのにはだいたいの数字があるとよいので細かな数字を集める必要はありません。

生命保険については、保険の種類、契約者・被保険者・保険金受取人を一覧表にしておくと相続税の役に立ちます。

また、不動産については固定資産税課税台帳(名寄帳)をふるさとの不動産のある市町村から取り寄せておくと便利です。

所有する土地建物が固定資産税の評価額や税額入りで一覧できます。

取得方法は不動産のある各市町村の固定資産税の係にお問い合わせください。

所有者以外の人の申請には委任状が必要になります。

この記事の監修者

宮澤 博

宮澤 博 (税理士・行政書士)

税理士法人共同会計社 代表社員税理士
行政書士法人リーガルイースト 代表社員行政書士

長野県出身。お客様のご相談に乗って36年余り。法人や個人を問わず、ご相談には親身に寄り添い、お客様の人生の将来を見据えた最適な解決策をご提案してきました。長年積み重ねてきた経験とノウハウを活かした手法は、他に類例のないものと他士業からも一目置くほど。皆様が安心して暮らせるようお役に立ちます。