【質問】
田舎の母の相続で相続税が発生したら、東京に住んでいる自分が働いてためたお金で税金を支払う羽目になることもあると聞きましたが?

 

【回答】
相続税は、亡くなった方の課税財産から基礎控除を控除した額にかかってくる税金です。

 

例えば田舎の財産に不動産しかなく基礎控除を超える価格だったとすると、相続税が課税されて、かつ納付する現金預金がない状態になってしまいます。

残された遺産の中に現金預金が無い場合には、財産を売って税金を支払うことも、相続人が貯金している財産から支払う事も選択肢になります。

生前に相続税額をシミュレーションしておいて、節税をどうするのか、相続税の支払いをどうするのかを検討しておくのがよい方法です。

 

 

この記事の監修者

宮澤 博

宮澤 博 (税理士・行政書士)

税理士法人共同会計社 代表社員税理士
行政書士法人リーガルイースト 代表社員行政書士

長野県出身。お客様のご相談に乗って36年余り。法人や個人を問わず、ご相談には親身に寄り添い、お客様の人生の将来を見据えた最適な解決策をご提案してきました。長年積み重ねてきた経験とノウハウを活かした手法は、他に類例のないものと他士業からも一目置くほど。皆様が安心して暮らせるようお役に立ちます。