相続税の調査は事前に連絡が来るのですか?
Q.
相続税の調査は事前に連絡が来るのですか?
A.
税務調査には大きく分けると二種類あって、
一つは相続税法で決められている「質問検査権」によるもので、
もう一つは国税犯則取締法による「査察」と言われているものです。
通常は税務署の質問検査権による調査で、納税者の協力によってできる任意調査です。
任意調査は事前に税務署から、調査日時の打ち合わせの連絡が入って、日程を調整して行われます。
私たち税理士が申告書に署名押印している場合には、税理士の側にも税務署から調査の申し出の連絡があります。
期間は、申告額や資産の数にもよりますが、納税者と面談する調査は通常1日以内で終了することが多いです。
その後に税務署で預金や株券等で確認したいことがあれば税務署独自の調査が進行することもあります。
相続税や贈与税について、さらに調べたい
より詳しく知りたい方は
豊富な記事が満載の相続税申告専門相談室へ
相続税対策よく読まれる記事
-
孫の名義の口座で貯めたお金。
「名義預金」で相続税がかかるって本当ですか? -
相続時精算課税制度と相続放棄
-
「税務署からのお尋ねが来たら」New
-
「生計を一にする」の定義とは? 小規模宅地等の特例
-
相続税の時効はいつ?7年前の相続は相続税申告必要?
-
【家族信託】
認知症の口座凍結対策で家族が生活費を引き出せる方法