二世代住宅の建築資金②
Q.二世代住宅の建築資金
Aさんは、土地と建物を所有し自宅として同居の息子さん夫婦に子供が生まれたのを契機に、 自宅を取り壊して新築することにしました。
建築資金は、息子さんが自己資金とローンの組み合わせで出すこともできるし、 Aさんの預金を息子さんに贈与することもできるので、
どんな方法がAさんの相続にとって有利なのか相談に来られました。
A.解決の方向
相続シミュレーションを行ったところ、Aさんは、相続税の基礎控除を超える額の金融資産をお持ちでした。
その結果、新しく建てるご自宅は、Aさんの預金を使って建てることが、 相続税上有利であることがわかりました。
預金のままで相続するよりも、建物で相続した方が評価額を安くできること、小規模宅地の特例もスムーズに活用できることを
ご説明いたしました。
Aさんは 老後の生活資金の検討もした上で、自己資金で ご自宅を建築する事にしました。
相続税や贈与税について、さらに調べたい
より詳しく知りたい方は
豊富な記事が満載の相続税申告専門相談室へ
相続税対策よく読まれる記事
-
孫の名義の口座で貯めたお金。
「名義預金」で相続税がかかるって本当ですか? -
相続時精算課税制度と相続放棄
-
「税務署からのお尋ねが来たら」New
-
「生計を一にする」の定義とは? 小規模宅地等の特例
-
相続税の時効はいつ?7年前の相続は相続税申告必要?
-
【家族信託】
認知症の口座凍結対策で家族が生活費を引き出せる方法