【コラム】エンディングノートと遺言
遺言と同様に終活の代表的なものとしてエンディングノートがあげられます。
こちらは遺言とは違い、自由に思うことを書くことができますが、遺言のように法的効力はありません。
書店に行けば終活コーナーがあり、いろいろなエンディングノートを見ることができます。
つまり、日記や手紙みたいなものです。
書かれている方や検討している方の話を聞きますと、遺言はハードルが高いのでまず手始めに書かれる場合や、本当は自分よりも配偶者(主に旦那さん)に書いてもらいたいが、「書いて」と言ってもどうせ書かないので自分が書いている様子を見せる・・・とか様々な理由があるようです。
エンディングノートには何を書いても良いのですが、財産についても当然書くことができます。
遺言ですと書いたことに法的効力が生じますので、逆にそこが書きづらくなる場合もあるのではないでしょうか。
自分の財産はこうやって分けてほしいという希望があるけれども、相続の時の社会情勢や価値観、家族の状況がわからないので本当にこれが良い分け方なのだろうか?と。
希望は書くけれども、その時無理ならばみんなで決めてね、と言うのも良いのではないでしょうか。
<市民新聞 上越よみうり H30.10.2 に掲載されました>
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