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【コラム】お盆を前に考えたいこと

今回は、お盆でお墓参りに行く前にちょっと考えておきたいものをお伝えします。

 

 

まずはお墓について。

 

今自分たちはこうしてお墓参りに来れるけど、次の世代になったら来てくれるだろうか?

 

どこの家庭でも当てはまると思います。

子、孫が近くにいないといった物理的なことや、みんなお嫁に行って家を継ぐ者がいないといった家系のこと、近くに子や孫はいるけれども皆関心がないといった場合などいろいろとあります。

 

最近ではそういった事情もあり、「墓じまい」をされる方も多いようです。

 

お墓を移転する場合には、市町村に改葬申請が必要だったり、お寺によっては特別な費用が掛かったりしますが、最終的にはお墓を撤去し更地にするための土木工事が必要になりますので費用が結構かかります。

 

お盆で話をするのであればそのあたりも確認しておきたいところです。

 

 

次は、先代の土地や建物です。

 

相続登記をしていなければなるべく早く相続登記をし、現役世代に所有権を移しておかなければなりません。

 

期限は特にありませんが、放っておいて良いことは一つもありません。

 

まだ子供世代が全員お元気なうちにしておかないと、子から孫そのまたひ孫と遺産分割をする相手が変わっていってしまいますので大変です。

 

こちらも当然費用がかかります。まずは専門家にご確認をお勧めします。

 

 

将来の憂いは次の世代に残したくないものです。

 

しかし、お一人で考えていてもなかなか解決することはありません。

 

そんな時はお気軽にご相談ください。

 

 

<市民新聞 上越よみうり  H29.8.8 に掲載されました>

 

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