【コラム】投資の出口は…
最近の相続税申告の統計を見ますと、財産に対する不動産の割合が減少し、株式などの有価証券の割合が増加する傾向があります。
確かに投資信託も含め金融商品の種類も多いですし、実際にこれらの割合が増えている実感があります。
そこでこれらの投資をする上で最も重要なこととしますと、やっぱり出口ではないでしょうか。
よく聞く出口戦略というやつですね。
これがないと大抵投資ではなくギャンブルになってしまいます。
ではどこが出口か?
大体思い描くのが利益の確定。
含み益がいくらあってもそれはやっぱりただの数字、投資の対象がなんであれ、買っただけではまだ途中。買って売って利益を確定し初めて増えたかどうかがわかるものです。
でもこれ本当に出口ですかね?
投資で増やしたキャッシュを消費に使うのであれば出口と言えるかもしれませんが、もともと消費に回さなくてよいものを投資に回しているのですから、なかなか後に消費には回りませんよね。
形を変えてまた投資に回るとしたら・・・投資の最終的な出口は、そう相続ですよね。
最後に誰にどんな形で引継ぐか、そこを考えなければいけないわけです。
<市民新聞 上越よみうり H30.7.24 に掲載されました>
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