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【コラム】ちょっと得する財産管理

 

財産管理と言いましてもいろいろと方法はありますし、そこはやはり目的によって変わってきますし、お持ちの財産の内容によっても変わってきます。

 

 

 

収益を生む物件をお持ちで、相続後も管理、運営を次の世代につないでいきたいとなりますと、第一候補で法人を使った財産管理があがります。規模が大きければ節税効果も相まってお得なことも多くなるでしょう。

 

 

 

自身の認知症に備えたいというのであれば、信託が第一候補になるかもしれません。預金の管理すらできなくなる可能性があるのでいざという時の保険のつもりで子と信託契約を交わしておくことも有効です。また、信託と遺言のどちらも行えばご自身の財産についての遺産分割の心配もすることができます。

 

 

 

贈与も財産管理の一つです。子などへ財産を渡してしまうことになりますが、渡したその日から確実に子の財産になります。仮にアパートの建物を贈与した場合、アパート収入はその子に入りますし、子の意思で管理運用でき、毎年の所得税も子が確定申告をすることになります。もちろん贈与税を気にしなければいけませんが、そこをクリアしてしまえば完全に名義が子に変わるので一番良いのかもしれません。

 

 

 

このように財産によっても、目的によっても対策はそれぞれ考えられますです。まずは自身の金額を入れた財産の一覧を作成し、そこから考えてみることが重要だと思います。我家の場合は?と思ったらお気軽にご相談ください。

 

 

 

<市民新聞 上越よみうり  H29.12.12 に掲載されました>

 

 

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