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【コラム】終活と相続とエンディングノート

こんにちは。

相続コーディネーターの植木です。

 

暑いかと思えば涼しくなったり、気圧の影響を受ける方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私も、ふと体調が悪いときなどは、

「もしこの後自分に何かあったら…」と考えてしまうことがあります。

 

そんな時は、「ちゃんと自分の終活をしておけばよかった」と後悔を繰り返しています。

 

私は、2年ほど前に取得した「終活カウンセラー上級」の資格を持っています。

一般社団法人終活カウンセラー協会の勉強会や研修に参加して取得しました。

 

こちらの協会の理事長を務めている武藤頼胡さんが終活の普及に力を入れて、今は「終活」や「エンディングノート」という言葉も一般的になってきたのではないでしょうか?

 

この終活カウンセラー協会で開催した勉強会「エンディングノートの書き方セミナー」で学んだことを、セミナーや講座を開催して皆様にお話する機会も増えました。

 

終活とは」何でしょうか…?

 

先ほどの終活カウンセラー協会での定義では「人生の終焉を見つめることを通して、今をより良く自分らしく生きる活動」ということです。

 

終活と聞くと、「死」をイメージされるせいか高齢の方がするものと思われがちですが、若い方でも自分の人生と向き合って今から未来をより自分らしく生きることは、とても大切なことだと思います。

 

「死ぬための準備」ではなく「人生の終わりを見つめる」ことで「今(から先の未来)をよりよく生きる」ための活動なので、決して後ろ向きになる必要はないと考えています。

 

とはいえ、やはり自分や大切な人の「死」のことなど考えたくもないと思う方が殆どでしょう。

腰を据えて「死」と向き合うことは大変な勇気がいることだと思います。

 

しかし、その向き合ってきちんと形にしなかったために、

少額の遺産で相続争いが起きてしまった」「望まない延命治療をされてしまった」「大切にしていたペットの引き取り手がなくて処分されてしまった

・・・などの悲劇が起こってしまうことが少なくありません。

 

実際に相続を経験した方々から相談を受けたり、お聞きしたりしています。

 

そんな経験から、「今はまだ元気だから大丈夫…」「うちは家族が仲良しだから心配ないよ…」と思っていらっしゃる方も、「自分はこうしたい」という意思を家族や信頼できる人に伝えておくことは大切だと考えております。

 

実は、相続と終活は密接に関係しています。

相続とは、

「ある人が死亡したときにその人の財産(すべての権利や義務)を、特定の人が引き継ぐこと」

をいいます。

考えてみると、その人に関係してくる人が共通していることが殆どではないでしょうか?

終活はその人個人の活動といえると思いますが、相続は法律などが複雑に絡んできます。

 

エンディングノートを書くことを終活の第一歩として皆様にお勧めしているのは、書くことで自分自身のこと、周囲のことなどが整理されてくるからです。

 

やはり、様々な問題を一つずつ整理することで課題に変わっていき、その課題を解決するために私たち専門家がお手伝いさせていただけるのだと思います。

 

 

漠然とした悩みがあって「何から始めて良いのかまったく分からない」といった方もいらっしゃると思います。
そんな方は相続コーディネーターにご相談いただければ、親身にお話をお聞きしてお悩み解決のきっかけを作るお手伝いをいたします。

 

特に、ペットを飼われている方は、ご自身やご家族のことと一緒に大切なペットのこれからも考えていただけると嬉しいです。

 

今月末に、ペットとご家族のこれからを考えるための「エンディングノート」ワークショップの講師を務める予定です。

 

近くお知らせいしたいと思います。

 



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